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2021.10.19

授業・学校生活

ドイツのハンブルクから大川先生がオンラインでご講演

本日、歯科技工士科I部の「国際性講座」で、ドイツのハンブルクからオンライン講演をしていただきました。
  コメント 2021-10-18 141817
ご講演くださったのは、ドイツで歯科技工士として活躍されている大川先生です!大川先生は、ドイツの歯科技工士マイスターの称号を持ち、ドイツで歯科技工所を開業されています。マイスターとはプロ中のプロと言われ、ドイツ人でも最難関といわれるマイスター試験に合格しないと取得できない資格です。大川先生は日本人で2名しか獲得していない、その称号を有して活躍されている、国際的な歯科技工士です。
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そのように活躍されている大川先生のご講演ですが、その内容は「25年前の自分と君たちへのメッセージ~ドイツの最新歯科事情と歯科技工のしごとを振り返る」と題し、学生に寄り添って、ご自身の失敗談も含めて、温かくも熱く、歯科技工士の仕事のミリョクを語ってくださいました。
ご講演の後、質疑応答の時間では、視聴していた歯科技工士科Ⅰ部の100名を超える学生から、多くの質問が飛び交いました!その一部を、今回のご講演を企画された、鍜治田先生がまとめてくださったので、ご紹介します!!
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Q1.自身の経験を元に、モチベーション(特に国家試験に向けて)の維持をどうされているのか?(2年生)
A1. 何事にも興味を持つ、些細な事に気付く感性を持っていて欲しい、国家試験は、単なる通過点であり、これから始まる人生への出発点だと考えれば、楽しく迎えられ、それに向けて努力ができるのでは無いか?国家試験は人生においては小さな周期であり、君達の人生における大きな周期では無い。
 
Q2. おっとりマイペースな私、大丈夫ですか?ちなみに無遅刻・無欠席ではあります。(2年生)
A2. 私もマイペースです。全く問題ないし、自分のペースを知っている事が大事です。無遅刻・無欠席こそが誇るべきマイペースだと思います。
 
Q3. 日本にいても、やはり「よそ者」感を感じてしまうが、これはどう克服すれば良いですか?(留学生より)
A3. 私もドイツでは、いつまで経っても「よそ者」だと思っています。これはどうしようもない事だし、特に日本・イギリス・マダガスカル・ニュージーランドなどの島国では顕著かもしれませんね。だけど、こうやって日本語で質問できる君は素晴らしいし、そんな垣根を飛び越えて、自分から飛び込んでいけば、その垣根はなくなると思っています。肌に色は変えられないから、気持ちでその国の人たちに溶け込んでいけば良いと思います。
 
Q4. 日本とドイツの技工環境で一番感じた違いは?(2年生)
A4. ドイツでは職場の環境や労働に関して厳しい法律があり、一人当たりの仕事のスペースや、会社としての空間デザインにも細かく法律で厳しく定められているので、ドイツの歯科技工所はどこも日本に比べて広く、綺麗で素晴らしい環境です。これは日本でも是非実践してもらいたいですね。
 
Q5. 日本とドイツでは美意識の違いはありますか?(義歯に関してを特に知りたい)
A5. あります。日本よりも個性を重視します。前歯の大きさや色をわざわざ変えて義歯を作ったりします。人にどう思われる事よりも自分がどう感じるかを重視する傾向が強いです。
Q6. いろんな本を読まれていますが、日本・ドイツを問わず好きな絵本はなんですか?
A6. グリとグラです。笑            
 コメント 2021-10-18 141423
ご講演の温かくも熱気に包まれた雰囲気を感じていただけましたでしょうか?新東京ではコロナ禍であっても、国際的な視野を養う授業を、今後も豊富に行っていきます!
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