歯科技工士は、1人で全行程を手がけられる技術が身につけば、自分のラボを開けます。子どもが生まれ、今後のことを妻と相談し、「自分のラボなら勤務時間も自由だから、プライベートの時間が増えるね」ということになりました。当時所属していた会社でお取引のあった歯科医師の先生も歓迎してくれて、動きだしたら、わりとすんなり実現できましたね。
仕事を早く片付けて、子どもと河川敷を散歩したり、親子でベランダに御座を敷いて涼んだり・・・。自分にとっては、自由を手に入れるための仕事でしたね。そして、子どもの頃に夢中になったプラモデルづくりの延長です。0.001mm単位の技工物が、ピタッと歯に合うと”さすが俺!”状態。患者さんにも喜ばれるし、気持ちいいです!
技工師はたった1人で開業できる数少ない仕事
しかも結構稼げるというのが実感とか
自分がこれぐらい頑張れば、これぐらいのことができる。これぐらいの結果が欲しいなら、これぐらい頑張ればいい。そんなふうに、努力と結果のちょうどいいバランスをとることが大切だと思います。