ドクターとともに
治療の可能性を探る。
「快眠歯科(いびき無呼吸)外来」では、医科との連携も密なため、歯科医師だけでなく、医科のドクターとも一緒にカンファレンスし、患者さんをどう治療するか、そのとき技工物としてどういう形のものができるのか、学んだり意見を交わしたりしています。たとえば、睡眠時無呼吸症の対症療法には、鼻マスクをつけ、狭くなった気道に強制的に空気を送り込む方法もあります。しかし、長期間利用による金銭的問題や旅行先での携行性、また、子どもがずっと付けていられるのか、という問題も。専用のマウスピースを使った歯科のアプローチなら、その症状を根本的に治療できる可能性があります。
技工物だけを作ってるだけがゴールではないと思っています、その後に患者さんの口の中でどう機能するかを考える方が大事です。