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歯科技工士と歯科衛生士の違い

TECHNICIAN HYGIENIST

歯科技工士と
歯科衛生士の違い

「歯科技工士」と「歯科衛生士」はともに国で認められた国家資格です。
「歯科技工士」は歯科技工士法、「歯科衛生士」は歯科衛生士法に基づいた国家資格です。その資格取得について修業年限、単位(時間)数、必修学科目が明確に規定され、医療人としての業務、地位が保障されています。

「歯科技工士」は、歯科医院や歯科技工所で働き、歯科医療に用いる失った患者さんの歯を補う人工物や詰め物、矯正装置を製作し、修理・加工を行います。

特徴として、2022年にリモートワークでCADを使い歯のデザイン業務ができるようになり、自宅でも働くことができる医療資格となりました。
自分のライフスタイルに合わせて働き方を選択することができます。
また、座って集中して行う作業が多いため、体力的に不安がある方も、目指しやすい資格になります。

「歯科衛生士」は、主に歯科医院で働き、歯科医師の診療を補助したり、虫歯や歯周病を予防する薬品を歯や口の中に塗ったり、歯みがき指導などの保健指導を行います。

歯科医師と「歯科技工士」、「歯科衛生士」は連携して、患者さんのために歯科医療を行うチームです。
しかし、「歯科技工士」と「歯科衛生士」は患者さんの診断・治療を行う歯科医師の指示のもとに異なる仕事を行いますので、職業適性や業務範囲は大きく異なります。しかし、ともに歯科医療で重要な役割であると言えます。

具体的な違いを、下の表にまとめました。今後の志望決定の際の参考にしてみてください。
  歯科技工士 歯科衛生士
資 格 歯科技工士法に規定 歯科衛生士法に規定
資格取得方法 厚生労働省指定の養成所等を卒業し、国家試験に合格 厚生労働省指定の養成所等を卒業し、国家試験に合格
監督官庁 厚生労働省 厚生労働省
養成所(学校)の指定 都道府県(厚生労働省より移管) 都道府県(厚生労働省より移管)
修業年数 昼2年・夜3年 昼・夜 ともに3年
卒業単位数 62単位 93単位
臨床実習 なし 20単位
教育内容 歯科技工士学校養成所指定規則による 歯科衛生士学校養成所指定規則による
業務内容 歯科医療に用いる①補綴物・②充填物・③矯正装置の製作・修理・加工 ①歯科診療補助
②歯科予防処置
③歯科保健指導
適 性
  • 手先の器用さ
  • 集中力
  • 立体把握力
  • 清潔感
  • コミュニケーション力
  • 細やかさ
独立開業 できる できない
海外進出 資格制度を持つ国が少なく、技術があれば活躍できる。 各国に資格制度があり、その国の大学等で資格取得が必要。
平均年収 年収約410.9万円(※) 年収約360万円
初任給(本校調べ) 新卒初任給 約20万円
歯科衛生士に比べて上がりやすく、特に独立開業すればさらに高収入を目指せる
新卒初任給 約23万円
初任給は比較的高いが、
上がり方は緩やか

※年収の計算方法:決って支給する現金給与額(30万3,800円)×12カ月+年間賞与その他特別給与額(46万3,300円)
※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2018年)より
※10人以上の規模の施設で働く歯科技工士データ(平均年齢:40.0歳、勤続年数:10.3年、所定内労働時間数:173時間、超過実労働時間数:10時間)

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