こんにちは、歯科技工士科教員の馬場です!
立冬も過ぎだんだんと寒くなってきましたがみなさんお元気ですか?
昨年に続き、特別授業として
技工士学校昼間部1年生のデジタルコースと衛生士学校昼間部2年生との合同実習を行いました。
「災害時における歯科医療従事者の役割」「光学印象」についての講演と実習を行い、
さらに技工士学校の学生から衛生士学校の学生へ
歯の形と、CADというの歯の設計ソフトについて学ぶ授業も行いました。
今回の実習の目的は
「光学印象の活用法と従来の印象採得体験との違いを知り、患者の気持ちや治療への期待を知る機会とする」です。
では、合同実習を見ていきましょう!!
まず大阪にある株式会社デンタルデジタルオペレーション 山下茂子先生から
「災害時における歯科医療従事者の役割」についてご講演いただきました。
学生は歯科医療でのデジタルデータの発展や、集めたデータの活用方法について興味津々でした。
そして合同実習では
上下の歯、第一大臼歯(前から6番目の歯)の形の特徴とCADの操作について
技工士学校の学生が衛生士学校の学生へ教えます。
続いて、光をあてることで歯の型が採れてしまう、光学印象採得です。
今回使用した光学印象の機器はこちら!
さて問題です。この機器はいくらすると思いますか?
なんと1台500万円するそうです。
片手で持てる機器なのに・・・!驚きです!!
運んできた箱は頑丈で大きいのも納得です。
嘔吐反射が強い学生でも、光学印象なら全く苦ではないとデジタルの発展は素晴らしいと絶賛していました。
これからますます進むデジタル。
デジタルの中で共存していくためにも授業で更に技術と知識を学んでいきましょう。
目指せデジタルマスター!!!