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歯科技工士になって後悔しないために 〜卒業生インタビュー〜

歯科技工士になって後悔しないために 〜卒業生インタビュー〜

歯科技工士への道を検討しているものの、本当にこの道を選んでいいのか?学校を卒業した後はどのような道に進むのか?など疑問を感じている方は多いです。

とくに、学生や異業種から一歩踏み出す方などの場合、歯科技工士と聞いても具体的な活躍の場がピンとこない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実際に歯科技工士として活躍する卒業生にインタビューしてみると、前向きな意見が多く上がっていました。
このページでは、卒業生へのインタビュー内容をご紹介します。

【Q1】歯科技工士を目指した理由を教えてください。

歯科技工士を目指した理由を教えてください。

【2002年卒業生】
小さい頃から、歯科衛生士であった母が担当する患者さんのQOLが向上した話をよく聞いていました。
母の話を聞き、人の役に立つ仕事は患者さんだけではなく、自分自身のやりがいや生きがいにも繋がるんだと感じ、私も医療業務に就きたいという想いを持つようになりました。
歯科技工士という職業を知ったことがきっかけで、新東京歯科技工士学校を見学。「独立開業しやすく、海外にライセンスが通用する職業だ」という話を聞いて強い憧れを持ち、歯科技工士への道を選びました。

【2007年卒業生】
元々物作りに興味があり、学生時代には何かを作ることを仕事にしたいと思っていました。
高校生の時、友人の前歯が折れ笑顔が少なくなっていたことがありました。その後、新しい歯になってからは、笑顔が徐々に多くなり、大きな口を開けて笑うようになっていたのを見て、歯科技工士は素晴らしい仕事だと感じました。
そして、恩師から歯科技工士の方を紹介いただき、話を聞いたり職場を見学したりして歯科技工士という仕事のことを知りました。
人を笑顔にし、少しでも歯に対するコンプレックスを感じることのない生活を送る手助けをしたいと思い、歯科技工士を目指しました。

【Q2】平均的な1日のスケジュールを教えてください。

平均的な1日のスケジュールを教えてください。

【2005年卒業生】

時間 業務項目 業務内容
9:00 掃除 掃除、グレーズ完成
10:00 トリミング トリミング、前準備、マウント
11:00 フレーム調整 適合、フレーム調整、ワックスアップ
12:00 デジタル設計 デジタル設計、石膏つぎ
13:00 昼休み
14:00 築盛 ポーセレン、ハイブリッド築盛、形態修正
15:00 ポーセレン、ハイブリッド築盛、形態修正
16:00 ポーセレン、ハイブリッド築盛、形態修正、完成物発送準備、発送
17:00 模型作り 模型作り、帰宅
18:00

【2022年卒業生】

時間 業務項目 業務内容
8:00 8:45~ミーティング 仕事やスケジュールの周知
9:00 1日の業務確認 先輩と1日分の仕事を確認し、作業開始します
10:00 仕込み 指示書の確認をして模型のトリマーがけと気泡取り
11:00 仕込み 模型を乾燥させている間にワイヤー曲げや急ぎの仕込みのヘルプ
12:00 仕込み 模型の欠けている箇所の回復作業とソーピングがけ
13:00 仕込み 仕上がった模型の振り分けや仕込みのヘルプ、ワイヤー曲げ
14:00 休憩 お昼休憩はいつも自分で作ったお弁当を食べています
15:00 ポジショニング ワイヤー曲げをしてたわみとトルクを抜きます
16:00 ポジショニング ブラケットを結紮し位置の確認や適合確認
17:00 ポジショニング ワイヤーの修正後にワイヤーを仮着して社長チェック後仕上げ
18:00 掃除 掃除後、帰宅

【Q3】繁忙期はありますか?ありましたらその理由を教えてください。

繁忙期はありますか?ありましたらその理由を教えてください。

【2013年卒業生】
長期休暇の前や、新生活になる4月前半頃が忙しかったような記憶があります。ただ、とくに1年のうちのどの時期が忙しいかは決まっていません。
私の場合、勤務先が自費中心の予約制なので、来院患者数等が調整されているのだと思います。
仕事量の波は、時期によって増減するので、ある程度余裕を持ってスケジュールを立てることが重要だと感じています。
ちなみに、コロナ禍であっても、歯科技工士の業界はあまり影響を受けていません。さまざまな業界が新型コロナウイルスの影響を受けていると聞きましたが、院内技工士として仕事が極端に減ったような感覚もありません。

【2018年卒業生】
私は歯科クリニック内にある歯科技工所(院内ラボ)で働いていますが、年末年始、GW、夏休みなどの長期休暇前の時期や4月前半が忙しいように感じます。
大型連休の前に歯を治したい方や、引っ越しをする前に、歯を治しておきたい患者さんが増えるからです。
また、インプラントや金属床を作りたいという人が重なってしまった場合も忙しくなります。

【Q4】歯科技工士の魅力・やりがいは何ですか?

歯科技工士の魅力・やりがいは何ですか? ?

【2002年卒業生】
噛めることで美味しい食事を楽しめたり、前歯に審美的なコンプレックスがあったものの自信を持って笑えるようになったりと、実際に涙を流して喜んでくれる患者さんもいます。
患者さんの人生を大きく変えることができる職業であり、また、口腔内は臓器の入り口であるため、歯科技工を通して健康面でのサポートにも繋がる職業です。
独立開業もしやすく、日本の歯科技工士のライセンスで海外でも働く事ができること、こんな条件の良い職業はないと私は感じています。

【2005年卒業生】
自分で物を作り出せるということは、凄いことだなと思います。
そして自分の作った物が患者さんの口に入って、患者さんが喜んでくれたところを見た時は一番嬉しいですね。
患者さんを直接見られなくても、先生やスタッフからあの患者さんすごく喜んでいました!と伝えていただくことも嬉しく、やりがいに感じます。
普段は、模型を相手に仕事をすることが多いですが、自分の仕事によって患者さんをより良くしたいという想いで、しっかりと考え込んだ物を製作できるのも仕事をしていて楽しいところです。

【Q5】休日はどのように過ごされていますか?

休日はどのように過ごされていますか?

【1999年卒業生】
健康維持のために子供達を連れて近所の森や山でウォーキングや散策をするのが好きです。
どうしても忙しい時は平日と同じ時間に起きますが、出掛ける時間までに作業を終えられるので家族と過ごす時間が減ることはありません。

【2018年卒業生】
1日中家でゴロゴロして過ごす日もあれば、友達と映画やカラオケ、遊園地などに遊びに行くこともあります。
休みは取りやすいので、昨年は誕生日の記念に1人で3泊4日の京都旅行に行きました。
会社のドクターや事務さんとも仲が良いので、今年はみんなで夏にダイビングを計画中です。

【Q6】「歯科技工士は激務」といった意見も見られますが、ご自身の経験からどう思われますか?

歯科技工士を目指されている方々にメッセージをお願いいたします。

【2005年卒業生】
やはり技術職ですし医療系の仕事でもあるので、ある程度の努力や勉強し続けることは必要だと思います。
しかし、それはどんな仕事であっても同じです。
デジタル化により技工士の仕事が助けられることも増えてきているので、特別激務だとは思っていません。

【2013年卒業生】
自分は歯科技工という仕事が激務であると思ったことはありません。
確かに入社したての時は帰るのが遅かったかもしれませんが、それは自分の仕事が遅いだけであって激務であるとは思いませんでした。
実際に仕事に慣れるまで半年〜1年くらいかかりましたが、その後は当初より仕事が増えても18時過ぎくらいに帰路についていたかと思います。
今は院内ラボで働いていますが、ラボで働いていた時と同じく、激務だなと感じたことはありません。

【2022年卒業生】
自分は大学病院勤務ですが、激務と感じたことはまだありません。
もちろん激務に感じるか否かは、会社によるとは思いますが、度を越えた業務量や業務時間でない限り、この仕事が好きなので頑張れると思います。

【Q7】歯科技工士を目指されている方々にメッセージをお願いいたします。

歯科技工士を目指されている方々にメッセージをお願いいたします。

【1999年卒業生】
ネットで「歯科技工士」と検索するとネガティブなことが書いていることもあるかと思いますが、それは一昔前の情報ではないでしょうか?
いわゆる「ブラック」と呼ばれるラボはもう少ないと思います。
今はデジタル化が進みCADでモデリングし、加工機や3Dプリンターで加工・出力できるので、業務が効率化されていると感じます。
目と手指を使って歯の形を覚え、パソコンの前でCADの操作を覚えるデジタルとアナログが融合する面白い職業が歯科技工士です。

【2005年卒業生】
私は今でも不器用です。ある程度の不器用は関係ないと私は思っています。
器用とか不器用ではなくモノづくりが好きな人にはいい仕事だと思います。
勉強すればするほど、練習をすればするほど上達できるので、やりがいを見つけたい方にも良い仕事だと思います。
人生の中で仕事をする時間は長くなってきます。仕事が楽しいと人生が楽しくなると考えています。
歯科技工士を目指している皆さんと一緒にいい仕事ができるのを楽しみにしています。

まとめ

まとめ

多くの卒業生が語っている通り、歯科技工士は安定性が高いだけではなく、モノづくりが好きな人には天職と言っても過言ではない仕事です。
「歯科技工士は地獄」「歯科技工士はやめた方がいい」などの口コミもあるようですが、それはひと昔前の話。
今はデジタル技術の進歩により、業務効率も改善しています。歯科技工士は人に喜ばれる仕事でもあるので、日々やりがいを感じることもできるでしょう。

ここまで読んで、興味を持ったあなたも新東京歯科技工士学校で学んでみませんか?
新東京歯科技工士学校では、多くの学生が夢を叶えるべく学びを深めています。知識・技術ともにしっかりと学べる環境の中で、仲間と共に成長することができます。
歯科技工士への第一歩を、今踏み出しましょう。

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