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歯科技工士が使う専門用語

shutterstock_330836135どの業界にも仕事をする上で欠かせない専門用語が存在するように、歯科の世界でも多くの専門用語が日常的に使われています。

では歯科技工士が仕事をする中で使用する専門用語にはどのようなものがあるでしょうか?

ここではみなさんも歯科医院で耳にする機会がある、治療に関する用語を中心に説明していきます。

 

働く場所の名称

■ラボ

英語のラボラトリー(laboratory)の略で、本来は研究室や実験室という意味ですが、歯科業界での正式な名称はデンタルラボラトリーとなり歯科技工所を指します。

歯科医師からの依頼を受けて、歯科治療で用いられる入れ歯、かぶせ物、矯正装置などを制作するための施設で、日本全国に約20,000か所あります。

歯科技工士の約70%はこの歯科技工所に勤務するか、自ら歯科技工所を開業して経営にあたっています。

 

■院内ラボ

歯科医院の設備のひとつとして、医院内に併設された技工士室を指します。

前述のラボが複数の歯科医院と契約しているのに対し、院内ラボはその歯科医院に来院する患者さんのみを対象に、入れ歯、かぶせ物、矯正装置などを制作します。

歯科技工士にとっては、直接患者さんの歯の色を見たり、技工物に対する要望を聞けるのがメリットです。

 

 

虫歯の治療に関する専門用語

■インレー

初期の小さな虫歯などを治療する際、削り取った患部の凹みを埋めるための詰め物で、素材には金属やプラスチック、セラミックスが用いられます。

詰めた部分に再び虫歯ができないよう、すき間無くぴったりと制作することが大切です。

 

■クラウン

虫歯が進行して大きくなったり、外傷で歯を折ってしまったときに使うかぶせ物です。

使用される素材はインレーと同様に、金属、プラスチック、セラミックスなどがあります。

歯全体を覆うため、噛み合せや周囲の歯との調和なども考慮しながら制作します。

 

失った歯を補う治療に関する専門用語

■ブリッジ

失った歯が1~2本程度のときに選択されることが多い治療法です。

土台とするため両サイドの健全な歯を削ってクラウンをかぶせ、そこに人工の歯を連結したものです。

その見た目からブリッジ(=日本語では橋義歯)と呼ばれます。

 

デンチャー

失った歯の本数が多いときに選択される治療法です。

義歯(ぎし)や入れ歯とも呼ばれ、失った歯を補うための人工歯と、ピンク色をした歯茎のような土台部分からなり、取り外しができるものを指します。

総入れ歯はフルデンチャー、部分入れ歯はパーシャルデンチャーと呼び、パーシャルデンチャーには残っている歯に固定するためのクラスプ(=バネ)などが取り付けられます。

 

■インプラント

顎の骨(=歯槽骨 しそうこつ)に、手術でチタン製の人工歯根を埋め込み、その上にセラミックなどの人工歯をかぶせる治療法です。

技工作業は細かい部品を組み合わせながら進めていくため、より精密さが要求されます。

治療は高額になりますが、ブリッジのように両サイドの健全な歯を削る必要もなく、デンチャーよりも安定してしっかり噛むことができます。

 

 

見た目を美しくする治療に関する専門用語

審美補綴(しんびほてつ)

歯や口元の見た目や美しさを改善することを目的に行う治療で、歯科技工士はセラミックスなどの素材を用いて天然の歯と見分けが付かないような白く美しい歯を制作します。

この治療は患者さんからの要望も多いため、それに対応できるスキルが歯科技工士に求められます。

 

■矯正治療

歯並びや噛み合わせを改善するための治療です。

矯正を行うにあたっては採取した歯型やレントゲン写真などを参考に詳細な治療計画が立てられ、歯科技工士は歯を動かすために使用する矯正装置(器具)の制作を担当します。

矯正装置の多くにはワイヤーが使用されるため、プライヤーというペンチに似た器具を用いて、正確な角度・位置にワイヤーを屈曲していきます。

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歯科技工士は患者さんの治療に必要な技工物を正確に作ることが求められます。

製作上歯科医師とのやり取りもあり、それをスムーズにするために専門用語は必須なものです。

患者の側としても専門用語を知っておくと、歯科医院での会話が理解でき、治療に役に立つこともあります。この機会に覚えてみてはいかがでしょうか?

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