ワタシが、新東京を選んだ理由歯科衛生士として勤務中歯科技工士希望へ木村さん｜新東京歯科技工士学校

──まず、歯科衛生士を目指したきっかけは？

小さい頃から細かい作業が好きだったため、高校生の時には美術系の大学や専門学校への進学も考えていました。しかしそれを仕事にするのは厳しい世界だということを知り、進路について悩んでいたところ、国家資格でもの作りができる歯科技工士という仕事を知り、私もなりたいと強く思いました。結局当時は仕事が大変という噂を聞き諦めてしまいましたが、同じ医療系で探したところ、歯科衛生士と看護師を知りました。
もともと対人がそこまで得意というわけではなかったため、看護師ではなく、歯科技工士と同じ歯科業界で女性として働きやすい歯科衛生士を目指すことにしました。

──働く中で進学しようと考えたきっかけを教えてください

歯科衛生士として働きながらも歯科技工士にはやはりなりたいなと思っていました。
常に学費を見ては諦めてを繰り返していましたが、歯科技工業界のデジタル化が進んだことによる労働環境の改善や、給付金の学費サポート制度などを知ったのがきっかけです。
今後も働き続けてくうえで、もっと好きなことをやりたいなと思い、昔から憧れていた、もの作りのプロフェッショナルである歯科技工士への夢が諦められず、一度きりの人生、好きなことにチャレンジしてみようと進学を決意しました。

──なぜ新東京への入学を決めましたか？

関東の歯科技工士学校はできる限り調べ見学にも行きましたが、デジタル化が進む歯科技工士業界に対応し、最新の授業を受けることができるのは新東京ならではだと思いました。
また、学校では長い時間過ごすので、設備の良さや快適に過ごすことができそうな雰囲気かどうかもポイントでした。先生方が親身になって話を聞いてくださり、説明してくださったことも、この学校の魅力だと思いました。他の学校では少人数のクラスが多く、社会人経験者は0～2人程度と伺っていたので、生徒数が多く、様々な年代の方がいらっしゃる点も決め手の一つです。

──進学を決めるとき不安だったことは？

現役生より一回り以上年上なので、クラスに溶け込むことができるか心配していました。
また、今までは学校も職場も家から近いところばかりだったため、初めてとなる長い通学時間や久しぶりの学生生活に馴染めるか不安でした。

──実際に学んでみてどうですか？

久しぶりの学生生活にめげそうになることもありますが、クラスメイトの頑張る姿を見て元気をもらっています！
また学生数が多い分、講師の先生も多く、質問などが聞きやすい環境で学べるのは嬉しいです。
様々な経歴の先生ばかりなので、歯科業界や歯科技工についてたくさんお話を聞くことができるのも楽しく、勉強になります。

──歯科衛生士と歯科技工士の両方を知っていた場合、どちらを先に取得した方が良いと思いますか？

自分の興味のある方から取得するのが良いと思います！
どちらも苦手な科目はありましたが、なりたいから頑張ろうという気持ちになれました。
(実際は歯科衛生士免許を取得し、アルバイトなどで患者さんに接しながら、歯科技工士学校に通うことができたら最高だと思います。患者さんの口腔内から学ばせていただけることもたくさんあるので、口腔内に入って機能している技工物を見ることで考える力がつくと思います。)

──歯科衛生士と歯科技工士の資格があることでのメリットは何ですか？

いまは、矯正専門の医院で働いています。実際に入っている矯正装置を見て「自分だったらもっとこうしたのに」というのを思うことがあるため、患者さんにとってより良いものを届けることが出来るように両方の知識があることはとても大きいと思います。
模型だけでなく患者さんの口を実際に見て知っているのは強みになります。
新東京のように、お互いの仕事知ることができる環境はかなり大きいと思います！
将来、歯科技工士として働く際には両方の知識を活かしていきたいです。

──歯科衛生士から見た歯科技工士の魅力は？

患者さんの口の中にモノとして残るものを作ることができるのが本当にすごい！
ずっと機能し続けて鏡でも常に目に入る体の一部をつく大切なお仕事。機械作業のように無機質なものではなく、モノづくりの先に人がいるのが大きな魅力だと思います！